Safety Solutions

ご家庭からオフィスの地震対策

大地震からご家庭・オフィスの安全を守る不動王シリーズは
ダンパーで培った技術から生まれた全く新しいタイプの
地震エネルギーを吸収する制振機器です。

制振(振動を吸収する技術)による、オフィスの地震対策

近年発生した地震災害では負傷者の30~50%の方々が屋内における家具・什器類の転倒・落下によって負傷していることが明らかになりました。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災を受け実施した調査によると、家具類の転倒・落下に加えて、キャスター機器類の移動が多く確認されました。
特に大きな問題となったのが、『複合機の移動・暴走』です。書庫などは壁に固定することができますが、複合機はキャスターが装着されているものが多く、何の対策もしていないと長周期地震動の揺れで数mも移動してしまいます。加速してきた重量物と机や壁の間に挟まれた場合の衝撃は、その重量の数倍にもなるため、生命・財産への被害を防ぐ移動防止対策はとても重要です。
激しい地震動に対しては従来のガッチリと固定する方式よりも、振動を吸収する制振方式が最も有効な手段ということが実験の結果分かってきました。
当社ではダンパーで培った衝撃吸収技術を活かし巨大地震発生時の社員の安全と財産を守る制振ソリューションをご提案いたします。

About the technology to absorb the vibration
制振(振動を吸収する技術)とは?

地震などの振動を抑える技術としては、制振・免振・耐振という3つの言葉があり、それぞれ意味合いが異なります。
当社では、工作機械・一般家電など幅広く使われている緩衝器部品の専門メーカーとしてのノウハウを活かし、制振による地震対策をご提案いたします。
下記では、建物を例にして違いをご紹介いたします。

制振とは
建物内に設置された制震装置で建物の揺れを吸収します。
上層階の揺れは1階と同じ程度まで減少しますが、地面よりも揺れが大きくなります。
免振とは
地盤と建物との間に設置された免振装置で地震の揺れを吸収します。
建物はほとんど揺れません。
耐振とは
頑丈な壁や筋交いで地震力に抵抗します。建物全体が大きく、上層階は1階よりも激しく揺れます。

家具転倒防止器具

緩衝器の専門メーカーとしての
制振(振動を吸収する技術)での地震対策をご提案

家具転倒器具を選択する上で重要なポイントとしては、大きな地震に耐える機能はもちろんのこと、壁や家具・什器類を傷つけずに、簡単に取り付けられることが求められているということがアンケート調査の結果分かってきました。
多くの地震対策製品は壁にビス等で強固にとめる「固定方式」です。地震波の違う建物と家具を直接固定しているので、正しく設置されていないと、勢いよく離れて飛び出てしまう危険性があります。
当社のダンパー機能付制振器具は、建物から家具へ伝わる地震の「振動を吸収」する機構となっています。壁や床にかかる負荷が軽減されるため、傷をつけない粘着方式で震度7まで対応が可能です。

※UR都市機構技術研究所にて、阪神淡路大震災の再現波で震度7の実証実験に基づく

当社オフィスの制振ソリューションについて

「ダンパー機能付制振器具」を用いることにより、建物から伝わる地震エネルギーの振動を吸収し、複写機等のオフィス家具類の移動・転倒を最小限に抑えることを目的としたオフィス内の制振化を推進しております。
※取り付け施工サービスも承っております。DIY設置による、低コストでの地震対策も可能です。

ロッカー・キャビネットの転倒防止

  • 当社制振ソリューション

    ダンパーが振動を吸収しながら、転倒を防ぎます。

  • 従来方式

    振動を吸収できず、取り付け部分に負荷がかかり、転倒しやすい。

コピー機、複合機などキャスター付き機器の移動・転倒防止

  • 当社制振ソリューション

    ベルトが振動を吸収しながら、転倒と暴走を防ぎます。

  • 従来方式

    固定した部分がてこになって、転倒しやすい。

ディスプレイ・プリンタ等の機器類

特殊エラストマーが衝撃を吸収・緩和します

粘着性の高い特殊エラストマーが、重心の高いテレビや機器類をピッタリ粘着します。
これらがエネルギーの方向に自在に変形し、衝撃を吸収・緩和することで、転倒を防止します。

! 施工・導入のお問い合わせ


制振ソリューションについての施工・導入・ご相談のお問い合わせは、下記より受け付けております。
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